すべての本、すべての音楽。
いろんな人がいろんなブログなどで、
読んだ本の感想を書いたりしているが、たとえば20冊ぐらいのリストのうちのせいぜい1冊か2冊しか僕は知らないことが多い。
その著者のことさえもまったく知らなかったりする。
だいたいこの世にどのぐらいの本が存在するのだろうか。
音楽についてもしかりである。
学生時代なんかは自分だけがものを知らないと思ってそのことを恥ずかしく思ったりしたものだが、最近では、僕だけではなくみんなそれぞれおそらくそうなのだということがわかってきた。
たとえば誰かと話したときに、ほとんどの場合、相手の嗜好と自分のとは違う。
うーんなんかうまく書けないが、知らないことは知らないということが言いたいような。すべての本を読むことはできない、ということを言いたいような。
それでも少しずつ知らなかったことを知っていくことが、楽しいことなんですわと言いたいような。