My Back Pagesの自己流解釈まとめ
この曲があって
アルバム Another Side Of Bob Dylanが
うまれたのではないだろうか
ーーーーーーーーーーーーーーーー
マイバックページズ 僕の裏ページ
深紅の炎が
僕のあたまの中を
からまりながら駆け昇っていった
いくつもの強大な火成岩が
僕の思うままに
燃えさかる道の上に
跳ねて飛びかかっていった
僕らはまもなく刺激的に出会うだろう
興奮して熱くなった頭で
僕は 誇らしげに言った
ああ でも
そのときの僕は
とても年をとっていた
いまの僕は
あれより ずっと若いだろう
偏見は
半分にこわれて跳んでいった
憎悪を
すべて引き剥がしてくれ
と 僕は叫んだ
人生は白と黒だなんていう嘘っぱちが
僕のあたまの中で語られている
そんな夢を 僕はみた
マスケット歩兵隊の
ローマン主義的事実が
深く根づいていたんだな
ああ でも
そのときの僕は
とても年をとっていた
いまの僕は
あれより ずっと若いだろう
少女たちの顔が
その未来をつくった
いんちきな嫉妬心のようなちっぽけなところから
太古からつづく歴史上の政治における
そのすべての記録までも
もはや肉体から離脱し漂う
イエスの弟子たちですらやはり
それは思いもよらなかっただろう
ああ でも
そのときの僕は
とても年をとっていた
いまの僕は
あれより ずっと若いだろう
自分で自分を任命した
とある聖職者は
ふざける余地もなく
真剣すぎるほどに
自由とはまさに平等であると
まくしたてた
”平等” と僕は
その言葉を声にだしてみた。
まるで結婚の
誓いのように
ああ でも
そのときの僕は
とても年をとっていた
いまの僕は
あれより ずっと若いだろう
兵士のような姿勢をとって
僕は自分の手をかまえ
おそれおののく
雑種犬にねらいをつけた
そいつは僕に
僕が僕自身の敵になるかもしれないことを恐れるなと
教えてくれている
声に出したその瞬間に
僕の存在理由は混乱し
からだぜんたいが
暴動と化す
ああ でも
そのときの僕は
とても年をとっていた
いまの僕は
あれより ずっと若いだろう
僕は警戒心を高めた
高貴かつ抽象的な恐怖心が
僕には守るべきものがあるのだと
ささやくとき
「GOOD」と「BAD」
僕はいま
このふたつの言葉を
きっちりと定義することができる
明確に
疑いのかけらもなく
ああ でも
そのときの僕は
とても年をとっていた
いまの僕は
あれより ずっと若いだろう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そうとう考えてつくってみたけど
なんかぜんぜんあかんわ。