マキタカオライフ

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英語の発音について

英語と日本語の発音についての違いを考察したときに、英語のほうが母音、子音ともに種類が多いということが挙げられる。

日本語にない音を区別して出し分けなければいけないというところが、まず最初の英語の発音の難関になってくる。

巷の本、教材などでは、この音はこう出さなければいけないというような、英語のネイティブに近づけるようなレッスンを奨励し、そうしなければいけないのだと思い込み、そしてうまくできない、わからないというとこらへんで挫折していくことが多い、とくに中学の英語のあたりで。結局、6年英語をやってもほとんど身につかないという現実であろう。

どっかの英会話の広告で、なにかのことをイタリア語ではほとんど言えないのに、英語だったらほとんど言えるでしょう、なのになんで英語をしゃべれると言わないのですかというようなことが書いてあったが、まさにそのとおりで、ほんとうは、みんな英語ができるのだ。荒っぽくいうと、日本にきているガイジンの日本語を参考にすればいいのだ。へたすると日本語を話そうともしないぞ。

ここで僕は、日本英語、ジャパニーズイングリッシュを提案するのだが、カタカナでしゃべりまくれというのではない。まず、通じる言葉という意味で。

発音についての気づいた点をここに書く。

母音のポイントは、アイウエオのアだけ。

子音のポイントは、LとR、SとSH(ZとG)、F(V)、あとTH。それとN。

子音のほうはどこにでも既に書かれているので、そちらを参照してもらおう。

そして、あまりどこにも書かれていないが、僕が気づいた点をここに書く。

母音は、「ア」が4種類あって、イウエオはイウエオでよいのだ。「ア」の区別だけすればよいのだ。普通のア、エとアの間のア、あいまいなア、思いっきり口を開けたア、の4種類。(のばすアー、2重母音オウとかは除くが、のばすアーは大きいと小さいの2種だけ、2重母音はカタカナ読みでオーケー)

単語を覚えるときに注意するのは「ア」の区別と、アクセントの位置の2つでよい。荒っぽいなけっこう。

子音のNのリエゾン(つながること)は、日本語の習慣にないためなかなか分かりにくいとは思うが、これも重要なポイントである。

と、書いていけばなんぼでも出てくるが、今日でもっとも重要なのは、

「ア」が4つある、ということである。3つでもいいかな、あいまいなアはアクセントのないところにくるから、区別は3つだ。

まだまだ補足、追記などあるので、このテーマは続きます。