マキタカオライフ

It's Life and Life Only

AT BUDOKAN

思いをはせる、というか、思いが飛ぶ、というか、ほかのことをいろいろ考えてしまう、とか、なにか思いついたりする、とか、そういうことがディランを聴いているとよくあり、こういうのを引き起こすものがまさに芸術なのかと思ったりし、ノーベル賞というのもそういうことかなと思ったりする。

まえにも芸術とはなにかみたいなことを書いたような気もするが、作品に接するたびになにか感じることができる、なにか発見することもあるというのは、楽しいことであるし、充実した気分でもある。

ずいぶんまえに滋賀の美術館で見た、パフォーマンスアートというものも、そのときはもうなんだか笑けてしまう感じのなんじゃこれはという驚きと、耐えきれぬ退屈さと、みたいな感じであったが、いまでもちょくちょく思い出して、いまのこれはあれに似ているというふうに感じることがあり、あれもやはり芸術と言っていいのだなと納得したりする。

そのかた(アーチスト)のお名前すら思い出せないのであるが。