軽くする
軽くする
先日、新しく、Macbook Airを購入した。11インチの最小のモデルである。
いままで使っていたMacbook Proの13インチと比べて、半分の重さ(約1キロ)である。
休みの日以外は、結構持ち歩いているので、これですごく楽になった。
フットワークが軽くなる、行動範囲が広がる、ストレスが減る、いいことばかりである。
新しいマシンは、記録の容量が少ないので、データも、前のマシンに古くて重いのを残して、わりと最近のよく使うものだけを移し、ずいぶん軽くした。
家でも倉庫でも、その容量に応じてモノは増えていく、と、よく言われているが、コンピュータのデータも同様である。
そしていっぱいになると、それ以上増やすことはできない。また、取り出すこともままならない。
これは、ヒトの頭のなかもいっしょだろう。
最近とみに、新しいことを覚えることが、不得意になってきている。
古いことを結構覚えていたりするのに、新しいことが入らない。
もうハードディスクがいっぱいで、などとよく言ってごまかしたりしている。
頭のなかを、いちど、軽くすることができたら、いろんなことが楽になるだろう。
でも、なかなかできずにここまできている。
そういうことはなかなかできないと思い込んでいるからかもしれない。
ひとつひらめいたのは、ゴミ箱をつくればいい、ということ。
コンピュータのデスクトップに必ずあるゴミ箱を、頭のデスクトップに一個作る。
想像で作る。
そこに不要な記憶を放り込む。そして空にする。想像で。
必要か不要かの分類がじゃまくさければ、フォルダごと放り込んでやれ。
大事なものを捨ててしまったとしても大丈夫。
人間の頭は、そういうのは、思い出すことができるようになっている。
軽くする運動。軽くするプロジェクト。
いろんなものを軽くしていきたいと思っている。