マキタカオライフ

It's Life and Life Only

先人の

現代人は、かなり昔よりも、もっといえばちょっと昔よりもいまのわれわれのほうが進歩している、賢い、頭が良いと思っているだろうと思う。
昔は、石を削って槍を作ったりしていたし、神様が空からやってきたとか言っていたし、生け贄とか雨乞いとかも含めて、簡単に言うと原始的、非科学的なことばっかりだ、と。
われわれは、なんと近代的、科学的、論理的、なんだろう、と。
そして、これが普通だ、と。

われわれのいまの暮らしはすべて、先人の知恵や工夫、発明や開発、数々の失敗と試行錯誤の上になりたっている。その恩恵を受けているだけだ。
パソコンをいじくって、しょうもないブログやらをやっているこの自分も、パソコンをこしらえることもできないし、仕組みもなにも、なんにもわからない。
たぶん、包丁をこしらえることもできない。石をけずることならできるかもしれないが。

積み重ね、先人の、そのまた先人の、そのまたそのまた先人の。
たぶん、自分がどの時代に放り込まれてもおそらくその時代のひとたちとそう変わらないと思う。
人間自身、というか人間そのものは進化していない、むしろ退化しているかも、と以前書いたことがあるが、まさにそんな感じか。

関連して、学問、勉強の意義について。
あと、神(とよばれるもの)、自然について。
などについて、まとめていこうと思っています。
シンプルに。