マキタカオライフ

It's Life and Life Only

肉体、心、魂。

自分の肉体に宿る、この魂、などと言ったりするが、魂は肉体に宿っていないかもしれない、と、ふと思った。

ひとつひとつの肉体に、ひとつずつ宿っているものではない、というか。

魂は肉体に宿っているのではなく、たとえば、電気を帯びている、という状態のような、とか。

その電気の源は、生きもの個々のものではなく、たとえば太陽とか地球であったりして、太陽光、電磁波、重力のようなものである、とか。

それらのパワーの組み合わせによってさまざまに種類が分かれたり、また肉体のと相性によって、生きものによって、個性が生じる、とか。

一方で、意識とか記憶とかいうのは、それぞれの個々のものである。

自分の意識、思いとか感覚とか、これは、自分が思ったり感じたりしているのだが、実は、自分が思ったり感じたりしていることしか思ったり感じたりしていない、ということであり、自分以外の他人、動物、がどう思おうが、極端な言い方をすると、世界がどうなっていようが、すべては自分の感覚によっての感じ方、判断でしかない。

自分が知らないこと、それは存在しないと同じことである。

記憶というのも、同じで、自分の記憶は自分の記憶でしかないが、自分にとっては、それがすべてである。

一般に、心、と呼ばれているものは、じつは単に脳と言っていいのかもしれず、心は肉体に含まれるもの、個人的なフィジカルなもの、であるのかも。

というか、心は、脳だけに限らず、肉体全体に含まれるのかもしれない。

肉体イコール心。フィジカルイコールメンタル。

この世で、生命、の定義は、肉体が生きているということである。

肉体が死ねば、意識も記憶もなくなってしまう。この世では(ほかの世のことはわからないが)。

で、そこで思うのは、この世には、人間社会には、いろいろとやらなければいけないことや、面倒なことやらがたくさんあるが、なによりも、自分の肉体のケアが大事なんではないかと、心のケアより先に肉体のケアだと、心は体についてくるのだ、ということである。

自分のからだを大事にすると、ほかのこともたぶん大事にできるだろう。

とりあえず、「大事にする」ということを心がけていきたいと思う。