マキタカオライフ

It's Life and Life Only

人間関係 距離と立場8

整理してみる。
人間のつくった、決まりごと、習慣、道徳、が制御する社会を「人間社会」ということにする。
人間社会より広い意味で、動物やほかの生き物、地球や天体、自然も含めたすべてを「この世の中」ということにする。

人間社会では、大声、お金、暴力が力をもち、力をもつ者が人間社会を支配しているようだ。
しかし、少し考えてみると、お金そのものは生死にかかわるほど重要ではないし、暴力(大声も含む)も、死を覚悟するほど開き直ることができればさほど畏れることはない。ただし、痛み苦しみがそこにはつきまとってくるが、これについては、後日再考することにする。

人間社会における、これらの力も、この世の中、で考えれば、ちっぽけなものになる。
生きものが、生きるだけのこと、生きて死んでいくこと、を考えれば、人間社会の力の価値は、無い、と言ってもよい。
実際のところ、現代は、人間社会のしくみによって回っているところが大きいので、無いということは無いのだが、今一度、じつは、ほんとうは、無いのだ、というところを原点にして、いろいろ考え直していきたい。
「人間社会」から、「この世の中」への、価値観のシフトというか、視野を広くというか、俯瞰的に考えるというか、人間も世の中のごく一部分であるというか、執着を減らすとかなくすとか、そういう感じで。

あと、やっぱり、勝つとか負けるとか、オレの方が強い、とか、そういうのが、人間社会をつかさどる根源にある。
人間社会での力関係の根本にあるのがこれかもしれない。
あるいは、動物の本能の一部なのかもしれないが、価値観、執着を少しシフトすることによって、もうちょっとニュートラルなふうにもっていけないものかと思う。

表題と、内容が離れてきたかもしれない。