重力とバランス
重力が地球上のすべての生命、もっといえばすべての存在、をつかさどっているのではないか、というようなことを前にかいたことがある。
それは、万物に等しく、絶え間なく作用し、しかもかなり強力である。
重力のパワー、エネルギーに、もっと目を向けてもいいだろうと思う。
空気と同じようにあたりまえにあるものだと、軽視してはだめだ。あたりまえにあるものこそ、根元的に大事なものである。
とある信号機を見て、気づいたことがあって、それは、支柱が地面からまっすぐに立っていて、上の先から横棒がぐっと道の真ん中まで出ていて、その先に4方向への歩行者信号がついているという、ひとつ4役みたいな信号機で、これって支柱ががっしりしているからこれでいいんだろうけれど、どう考えても支柱の地中部分とか横棒との接点とかにかなりのストレスがかかっているだろう、バランスきついな、ということであった。
植物って基本的に垂直に伸びていってバランスよく枝葉をのばしていく。おそらくバランス的にストレスのないように生きるのが自然なんだろう。
同じように人間も重力のバランスが崩れるとストレスが生じて、それが肩こりだったり頭痛の原因だったりするのだろうと。
いれなくてもいいところに、よけいな力が入ってしまう、絶えずストレスがかかる。それも肉体的にダイレクトに。
正しい(いちばん楽な)姿勢でいること、いつも重力の線、一本の垂直線を意識し、それをキープしつつ立ち振る舞うというのがいいのだろう。
姿勢についての考察はまだまだ続きます。(ストレッチ、ヨーガ、腰を入れるということ、スポーツ選手、など)