マキタカオライフ

It's Life and Life Only

お金とマネー

まえにも書いたが、お金の価値というのは、流動的で、上がったり下がったり、

ゼロになったりもすることがある。

ものやサービスを売ったり買ったりしているぶんにはそこそこ安定しているが、お金自体の売買や、ものでもサービスでもないものの売買において、その価値は、極端に変動する。

仮に、前者をお金、後者をマネーと呼ぶとして、消費税率を上げるとか、何パーセントにするとかいうのは、お金をかき集めることであって、せっかくお金をかき集めても、マネーの変動一発で吹き飛んでしまうのではないのか。

福祉、教育、医療その他人間社会の必要なものごとを、すべて税金で賄う、そのために消費税を20パーセントにする、そしてそれぞれの使い方、システムを明確に宣言し、実行することを誓う、そして総選挙をする、というのなら、おもしろいと思うが、もしそういうことになったとしても、お金とマネーはまったくの別のものにしないとなんの意味もなくなる可能性がある。

どうすればいいのかな。ドメスティックなお金を新しく創設して、いまの円はインターナショナルなマネーとしてそのまま使うとか。

世界統一のマネーを設立して、いまの各国の通貨をお金とするか。

お金とマネーは、互換性がないほうがいい。あると、レートというのができてしまって、それはマネーに取り込まれることになる。お金の使途を限定すれば可能なのかな。必需品のみにするとか。

続く。