周波数
何ヶ月か前に買ったNewtonという雑誌に書いてあった。
光も音も、周波数がいろいろあって、
人間の見える、聞こえる範囲は、ほんの一部であるらしい。
その図で見ると、ほんとうにほんの一部だ。
見えない部分もそれなりに操っているのはさすが人間だ。
電波とかマイクロウェーブとかX線とか。
しかし、見えてない部分、聞こえてない部分も、
あると認識できるから見えてないとか言えるわけで、
認識すらできない部分は、見えてないとも言えない。
つまり、認識できないものは、存在していないということである。
言葉で表現できないものは存在しないという考え方もある。
要するに、存在するかしないかは、人間が決めているだけである。
そのときの、その時代の人間、2011年のいまなら、いまの人間が。
たとえば、わかりやすい例で、幽霊が、とか、前世が、とか言うが、
いちがいにあるとかないとか言えない。わからない。
周波数が変わるということもあるだろうし、
こちらのキャバシティーが変わるかもしれないし、
見えるかもしれないし、感じるかもしれない。
でもいま、ぼくは、いままでどっかで言われていたこと、ものなどは、
たぶん全部あるのだろうと思っている。
あと、そういうのもぜんぶ個人的な認識でいいのだろうとも思う。
おれがあるっていうならあるんや、ということで、
でも、ぼくはわからんわ、とか、わたしはないと思うわ絶対とか。
ただ、ないと言い切る自信は、なにについてもぼくにはない。
(最後のこの、ない、というのには、自信はある)