マキタカオライフ

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210524覚え書き、調理方法

日々の弁当をつくるにあたって、食材の買い物の際になになにをつくるためになにとなにを買うということはあまりなく、旬のものとか、売り出しで安くなっているものとか、野菜なら定番のじゃがいも、人参、たまねぎ、ねぎ、あと葉もの、みたいな買い方をするのが日常である。
毎朝の弁当づくりは、いま家にあるものでできるものをつくっているという感じである。

つくったものを記録するときに、「なんとかのなんとか」とすっきりと書けないなあとずっと感じていたのだが、この原因は、料理に対するアプローチの違い(おおげさ)だということに気づいた。
「なんとかのなんとか」(舌びらめのムニエルとかそういうこと)というのと、「なにとなにをどないした」(キャベツとにんじんを炒めてあと水入れて調味して煮て、さらに煮切ったとかそういうこと)の違いというか。

そしてわし自身もそのことがわかっていなかったゆえに、「なんとかの煮物」とか「なんとかの炒め煮」とか書いてても、なんか腑に落ちない、しっくりしない感じがしていたのだろう(煮物といっても、先に炒めたり、いろいろなパターンがあるし、味付けも塩煮といっても塩だけではないとか、いろいろなバリエーションがあるのだ)。

世のレシピ本というのは、「なんとか(料理名)のつくりかた」というのがほとんどで、休日に「きょうのばんめしはなになににしよう」というときは役に立つが、まいにちの弁当には、以上のような意味でいうとあまり役にたたない。
そこで、調理方法を分類していくことで、あらゆる食材にフレキシブルに対応できる、より実践的な記録になるのではないか、調理方法主体のレシピ本のようなものができるのではないか、と思いついたのである。
つづく。