ホクロはツボである。
ホクロはツボというのを以前、「わしのめし」で書いたが、後日購入した、「導引」(久司道夫)というマクロビオテック健康法の本に、皮膚の表面に出るあざ、しみ、モール(モールってホクロのことか?)は、体内の症状のあらわれであるというようなことが書いてあるのをみつけた。
ぼくの気づきは新しくなかったということなのだが、まんざらでもなかったということだ。
性格、気質、体質などはひとそれぞれで、考え方やくせなどもそれぞれ違う。顔も毛の生え方もぜんぶ違う。ホクロの大きさ、場所も違う。
そのひとのホクロは、そのひとのなにかのあらわれであるといっていいだろう。
すべてのホクロがツボであるともいわないが、ほくろを指圧して、心地よければそれはツボといっていいだろう。
「このホクロ、ええ感じやねん」とか、「このホクロ、なんか好きやねん」とか、そういうふうにいきたいと思っている。