My Back Pagesの自己流翻訳2
HALF-CRACKED PREJUDICE LEAPED FORTH
偏見は半分にこわれて跳んでいった。
HALF-WRECKEDと書いてあるのもある。難破する、いづれも似たような意味か。半分こわれた偏見は前に飛び跳ねた。くだけて跳んでいくイメージ。
"RIP DOWN ALL HATE" I SCREAMED
すべての憎悪を引きはがしてくれ、とぼくは叫んだ。
LIES THAT LIFE IS BLACK AND WHITE
SPOKE FROM MY SKULL I DREAMED
人生とは黒と白なんだよというまことしやかな嘘が、
僕のあたまの中で語られる、そんな夢をぼくは見た。
まことしやかなは脚色、冠詞のない複数形、いくつかの嘘。
SPOKEは過去分詞扱い。ARE SPOKEN。そういう用法が辞書にあった。
ROMANTIC FACTS OF MUSKETEERS
FOUNDATIONED DEEP SOMEHOW
マスケット歩兵隊のローマン主義的事実というものが、
ともかくも深く土台となっていたんだ。
マスケット。ライフル銃の前身みたいなのを言うらしい。その歩兵隊。
FOUNDATIONは名詞で、ここでは動詞のように使っている。
このセンテンス、なにかの引用なのか。よくわからない。
しみついた古くさい観念、脱皮しようとあがく心、みたいなイメージかなあ。
AH BUT I WAS SO MUCH OLDER THEN.
I'M YOUNGER THAN THAT NOW.
ああ、でも、そのときのぼくは思いっきり老けていた。
いまのぼくはあれよりは若い。