マキタカオライフ

It's Life and Life Only

発声について

先週の水曜日ぐらいから、鼻の奥になんか引っかかったような感じがしたのが最初で、金曜日にはのどに違和感がでてきて、土曜日はものすごい声になった。11日の日曜日の京都シティハーフマラソンは欠場せざるを得なかった。

14日今日現在、こんどは鼻にむずむず感と鼻水という症状である。風邪と言ってしまえば風邪が確定するし、花粉と言ってしまえば花粉が確定するので、なにも言わないことにしている。

ところで、土曜日のその声の話なのだが、普段出る一番低い音より約3音ほど低い音がなんと普通に出たのだ。

Bob DylanのAnother Side Of Bob Dylanの一曲目のAll I Really Want To Doの一番低いところがおそらくAの音で、それを基準にしたので、その下のFかEが出たということになる。

まえまえから訓練によって声域は広がるのではないかとか、どこを震わせればどういう声になるとかいろいろ試していたのだが、今回、低音への広がりの可能性というか、潜在的なフィジカル機能はあるのだということを確認することができた。しかし翌日日曜日にはもうその低音は出なくなっていたので、残念なことに、わずか一日の出来事だったのだ。

京都のFMラジオで、佐藤弘樹というひとがいて、すごい低音のひとなのだが、「おはようございます、さとうひろきです」といって遊んでいたのだが、それも一日だけだったのだ。

その低音の発声のとき、のどというよりほとんど胸、みぞおちの上あたりがたしかに振動していた。いまは同じことができなくなっている。不思議だ。

気管に炎症があって、それが弁のように声帯の役目を果たしていたのか、それとも他の要因があわさってそうなったのか。

「声」というのもいろいろ考えるとおもしろい。このテーマもひっぱっていきたい。