肩書き
プロフィールの欄に、吟遊詩人だとか書いてある。
僕がなにものであるかというのは
僕以外のひとが決めるものであると同時に
自分で決めるものでもある。
人間は、自分がなにものかであるというのがどうも必要なようである。
いわゆるアイデンティティー。
働くまでは学生、社会人は会社員とか、エンジニアとかデザイナーとか、次長だとか課長だとか、所属、職種、肩書などいろんな表現のしかたがある。主婦というのもある。
結局他人が認める認めないにかかわらず、そのときどきで肩書きをつかいわけていたりする。だったら、
肩書きなんて自分でつくったらいいやん。
ちょっとでもやったことのあること、これからやりたいこと、を
僕はなになにですねんというたらええやん。うそではないからな。
「バーの店主」というようなのも追加しようと思っている。
ウェブ上でバーを仮想するのだ。
バーに必要なものは、酒、ちょっとした食べ物、音楽、あとは洒落た会話、など。酒と食べ物と音楽は各自用意していただいて、おもしろい内容の会話、雰囲気だけを提供するのだ。音楽のリストとか、食べ物のメニューとかも付けたほうがいいかな。
以前思ったことで、いわゆるツレとひさしぶりに飲みに行くというときに、ちょっとまてよと、別にいっしょにどっかに飲みにいかんでも、電話でええんちゃうんかと、電話しながら両方で飲んだらええんちゃうんかというのがある。最初にこれは電話とちゃうぞ、飲みやぞと両者確認しておくことで、すこしは現実の飲みに近づくことだろう。
こうやって飲みながらこんなくだらんことを書くのも、
どっかで飲んでしゃべってるみたいなもんで、
まあ、これはこれでいい感じ。
泡盛とうっちん茶。
ほんとは肩書きなんてどうでもいいはず。
肩書きを逆手にとって、肩書きで遊ぼうではないですか。
「エッセイスト」というのもいれてやろう。