Highway 61 Revisited
この曲はいくつかのライブ録音もあるが、やはりオリジナルのものがいちばんかっこいいと思う。
出だしの「ダダララン」の音色、「ジャッカジャッカジャッカジャッカ」のシャッフル、サイレンの音、ディランのへんな声、たまらない。
22小節(8プラス6プラス8)のブルース。13,14小節目のタメとそこで流れるオルガン?のブルージーなメロディーもまたたまらない。
ほかの録音のは13,14小節目がなく、全体を8プラス4プラス8の20小節にしてしまっている。ここのタメがあるのとないのとではぜんぜんかっこよさが違うのである。「real live」のなんてぜんぜんだめだ。
ジョニー・ウインターは、この曲のカバーをしているが、ここのところよくわかっている。このひとも、だいたいがかっこいい。
かっこいいやつはなにをやっても、かっこいいのだ。
「Kill me a son」ってどういう意味だろう。いまひとつよくわからない。
曲の最後のディランのハミング、(うーうううーうううー)、ここもまたまたたまらんかっこいい。