LIKE A ROLLING STONE
本が出ていたので購入した。
まだパラパラとしか読んでいないが、
「LIKE A ROLLING STONE」のことについてだけ書いてあるようである。
ディランを代表する曲のひとつであり、もちろんわたしも好きな曲のひとつである。
このブログで個々の曲について、解説、詩の解釈、などを書いていこうと思っていたのだが、この本ですでにわたしのいちばんいいたいことが書かれていたのがすごくショックであった。
それは、出だしの「コン」である。
この「コン」というドラムではじまるところ、この音、たまらなくかっこいい。
わたしが指摘するまでもなく、作り手たちはそこにかなりの心配りをしていた様子が書かれている。
音楽でなにがかっこいいかといえば、わたしは、まず、その「音質」を挙げる。そして、シンコペーション、ブレイク、ブルーノート、コードチェンジなどを挙げる。
「かっこいい音楽」については後に別のところでまとめたいと思っている。
HOW DOES IT FEEL ?
の主語が「IT」になっているのは、あとにつづく
LIKE A ROLLING STONEの「A ROLLING STONE」を
さきに受けているからだと思う。
「その転がっている石はどんな風に感じるだろうか」
「石になって転がってみたらどうだい」
なんていうニュアンスかなと思うのだが。
あと、あのめちゃくちゃなハープ(ハーモニカ)がたまらなくかっこいい。この曲に関しては別にいらないとも思うのだが。
いや、やはり必要なのだろう。