バカな平和主義者
「Do You No Harm」というフレーズが、英語の歌にいくつか出てくる。「My Love Won't Do You No Harm」とか、「I Won't Do You No Harm」とか、「I 'll Never Do You No Harm」とか。NotとNoがかぶっているが、二重否定ではなく、否定の強調の意味合いという…
まずは景気回復だ、というのをよく聞く。景気を回復する、させる、ということなんだろう。回復というのは、だいたい分かるが、さて、景気とはなんだろう。どこの会社も商店も、よく売れてよく儲かるということなんだろうか。儲かるというのは、ある線以上に…
人間以外の動物は、わが身が危険なとき、まず、逃げる。追いつめられてしまったら、牙を剥き、最後には噛み付く。(以下、噛み付く、は文字通り、歯で噛み付くという意味で)たとえ小動物でも、本気で牙を剥かれたら、かなり怖い。人間は、いざとなっても逃…
敵を作り出しては、戦うこと、ばかりだ。 勝つとか負けるとか、強いとか弱いとか。 駆け引きとか手段を選ばないとか。 「うそ」を正当化してまでも。 日々の暮らしのなかにもあたりまえのように存在する、敵。 スポーツ、戦闘ヒーローもの。 学校、会社。 ビ…
と、うまいことを言いたいのではなくて。政治、行政、経済、金融、教育、すべての論理が破綻してしまっている。これこれこうだから、どう考えてもおかしいと、言葉にできるうちはいい。言葉にできなくなって、結果的にだまって受け入れてしまうことが続くと…
きな粉のにおいのことではない。きな粉のにおいだったらいいのだけれど。理不尽なこと、不条理なこと、理の通らないこと、を無理やりに通すことで、今後もっと非道いことを無理やりに通す練習、準備、前例にしようとしている。徐々に馴らしていこうという魂…
いちばん大事なことは 死ぬまで生きることである よけいなことをするくらいなら なにもしないことである 失うことの恐怖から あるいは偏った思い込みから 大事なことを はきちがえて なぜわざわざ 苦しいほうへ よけいなことをするくらいなら なにもしないこ…
ここでいう「ブランドもん」とは、法外に高い値段のもので、法外に高いとは、ビニール素材のかばんが20万円もするとか、とくに宝石をちりばめたとかでない腕時計が40万円もするとかいうことで、かつ、その「値段が高い」ということが、世間に知れ渡って…
人間は、はだかで生まれて、はだかで死んでいく。生きているうちに得たものはすべて、死ぬときには手放すことになる。人生を、生まれてから死ぬまでの旅だということにすると、ひとはみんなそれぞれ、同じ方向に向かっている旅人である。早く進んでも、ゆっ…
インターネットとかEメールとかで、世界中で情報や通信がやりとりされていて、輸入したり輸出したりして商売のやりとりもされているいま現在は、貿易も国交もない昔とちがって、世界のあらゆるところに、商売で言えば得意先だったり、お客さんだったり、個人…
立ちゆかなくなった大企業は、農業をやればいい。できた作物は、販売せずに社員の福利厚生として支給し、給与の一部に充当する。社員もある一定の人数は、農業事業部に従事する。大企業だけではなく、行政でもやればいいのでは。
きのうの続きのような感じ。 「世の中は」どうとか、「こんな世の中もういやだ」とか、言う場合、だいたいは、人間社会のことを言っている。 人間が作った、仕組みや決まりごとのことを「世の中」と言っている。 世の中すべて、人間が作っている、決めている…
「目を覚ましてください」(©小川直也) グローバル化とはいったいなんだろうか。 自分の国が行き詰まったから、他の国にものを売ることだろうか。 だいたい、どんなものでも、ひととおり行き渡ったら、行き詰まる。 というか、行き渡ったなりの、動きになる…
頭のいいひとたちが、発見し、研究に研究を重ね、実験に実験を重ね、開発した新しい技術は、利用されなくては意味がない。 新しい技術は、その必要性というよりも、新しい技術であることの宿命として成就される。必ず。 最高学府に集まる選ばれた頭のいいひ…
まえにも書いたが、お金の価値というのは、流動的で、上がったり下がったり、 ゼロになったりもすることがある。 ものやサービスを売ったり買ったりしているぶんにはそこそこ安定しているが、お金自体の売買や、ものでもサービスでもないものの売買において…
弁当袋にずっと使っている、ぼろぼろのトートバッグのちっちゃいのがある。 ずいぶん前に買った、吉田カバンのコットンのトートバッグのサブバッグみたいなやつで、本体のほうは、これもぼろぼろになって、だいぶ前に役目を終え、捨てられてしまった。サブの…
人間が細胞の集まりであるように、地球は、地球上の生き物の集まりであり、人間や動物や植物や鉱物などは、地球の細胞のようなものであるということか。 そうすると、地球は宇宙の細胞でもあるということになるのか。 大地震の起こる前に、動物たちはそれを…
「拡大と縮小」の続きで、 算数か数学で、「含む」とか「含まない」というのがあって、円の中は「含む」で、外は「含まない」で、重なっているところは「AもBも含む」みたいなことで、それを地球レベルで考えると「含まない」が「含む」だなどと言うやつがい…
「神などいない」というところから、始めたらどうだろうか。 こっちの神がほんもので、あっちの神はにせものだ、みたいなことばっかりだ。 平和とか幸福とかを求めているんだろう。 求めるものがいっしょなら、認め合えばいいではないか。 だいたい、徒党を…
単純に多数決というわけにはいかないのだろうか。 学級委員を決めるみたいに。 政党とか派閥とか、なしというわけにはいかないのだろうか。 けんけんがくがくとやればいいではないか。 筋書きや建前や根回しなど、そんなものは、なしで。
すべての物質が原子だか分子でできているのなら、土とか泥だって食えるのではないのだろうかと、ふと思って、妻にそんな話をしたところ、前にそんなんテレビでやってたでと言われ、やはり食うとるやつおんねんなあと納得した次第である。世界探検みたいな番…
太陽って、表面の温度より、もっと外側の温度のほうがむちゃくちゃ熱いらしい。 単に火の玉が燃えているだけではないようだ。 宇宙のことだから、地球上の、人間の概念だけでは計れないのだろう。 地球だって、温暖化とかいろいろあるが、マグマという熱い熱…
水に言葉をかけるとその言葉によって水の結晶の形がそれぞれ変化するという写真集があった。 それに対して、水に言葉がわかるはずかないのでそんなことはありえないというどっかの大学教授の本があった。 あとのほうの本は新聞の書評で見たたけなので詳しい…